放課後等デイサービスのキホン!その1


放課後等デイサービスの利用を考え始めたばかりの方向け!放課後等デイサービスの基礎知識をまとめてみました!
何歳から何歳の子が利用できるのか…利用するのに何が必要なのか…料金はいくらになるのか…などなど、放課後デイサービスの利用を考えるにあたって必ず知っておきたい必須項目をご説明していきます。

まず放課後等デイサービスってどんなところ?


放課後等デイサービスは発達に特性のある子供や障害を抱える子供が通える福祉サービス施設です。
民間の学童や公立学校の学童クラブのように、保護者が仕事をしている放課後や学校が休みの日などに子供を預かってくれます。
また、放課後等デイサービスの役割は預かりだけでなく、発達に特性のある子供の『療育』の場。どうしたらその子が日常生活をスムーズに送ることができるようになるか・その子の良いところや得意は何かを指導員がしっかり見極め、指導に当たってくれます。
子供の療育サポートはもちろんですが、発達に特性のある子供の保護者のサポートも考えられているのが放課後等デイサービス。仕事の間に子供を預かるのはもちろんですが、不安なことや困っていることを保護者からヒアリングしサポートしてくれます。

何歳まで利用可能?

放課後等デイサービスは6歳から18歳までが利用可能年齢です。小学生から高校生までの就学児童という規定があります。
ですが、放課後等デイサービスの利用をやめることで福祉が損なわれると判断される場合は、特例として20歳までの利用が認められています。

どうやって利用するの?

放課後等デイサービスを利用するには、各自治体から発行される『受給者証』が必要になります。
受給者証は申請するだけで受け取れるものではありません。自治体職員との面談、利用施設の責任者との話し合い、さまざまな書類作成など手順を踏まなければなりません。受給者証の交付は1か月~2か月以上の余裕をもって動きましょう。また、保護者の状況や環境などを加味して受給者証によって月の利用回数が決められています。

料金はいくら?

上記の受給者証があることで、自治体が施設利用月額料金の9割を負担してくれます。なので自己負担額は1割で施設を利用することができます。
月額上限は世帯収入によって決定します。【世帯収入が280万円/年以下の世帯の場合月額上限は0円、890万円/年以下の場合は4,600円、それ以上の場合は37,200円】になります。別途、施設で使う教材費やおやつ代がかかってくるので、事前に施設に確認しておきましょう!